導入事例

兼六土地建物株式会社様

「他社製ツールと比較するとNXPowerLiteは10倍以上のスピードで軽量化。ハイスピード処理でも高画質はキープしたままです。」

分譲住宅や注文住宅を手がける兼六土地建物株式会社では、顧客満足度の向上や商品開発を促進するために写真やプレゼン資料を充実させています。資料を活用する上で意識せざるを得ないストレージニーズに対する考え方と、NXPowerLite導入のメリットと効果について、兼六土地建物株式会社の梅本光夫氏(写真右から2人目)と大久保正也氏(写真左から2人目)にお話をうかがいました。

(写真右から2人目:システム部課長 梅本光夫 氏、写真左から2人目:同部係長 大久保正也 氏、写真真中:同部 稲吉氏)
(写真左端:オーシャンブリッジ 営業部 亀谷、右端:同部 佐藤)


<兼六土地建物株式会社について>


西東京を中心とした中央線・京王線・西武線の沿線エリアで、分譲住宅、分譲マンションの企画・販売、注文住宅を手がける。独自の手法によりセミオーダーに近い仕上がりを実現している分譲住宅は、競争の激しい戸建て住宅分野で、顧客から高く評価されている。



物件写真や図面資料は、将来のイメージを膨らますために充足させていくことが必須。

— 業界内でITはどのような場面で活用されているのでしょうか。

不動産業界は図面や契約書など、ペーパーレスとは程遠い、紙が中心の業界です。各種書類は一定期間、保存しておく必要もあります。

しかし、デジタル社会は言わずと知れて訪れていました。不動産業界も、当社も、最初に影響したのは物件の写真でしょう。例えばリフォームの場合では、検討から改修過程や改修後も、多数の資料を確認し、従来の情報源だった改修前後の図面や写真だけでは情報が不足しますので、社員それぞれが物件を撮影して、お客様にお見せしたり、PowerPointファイルに貼り付けて提案資料に使用したりしています。

また、当社では2014年4月から営業全員にiPadを導入し、お客様に説明する資料も電子化していきました。お客様に物件を紹介するときは、様々な角度から撮影した室内の写真をお見せしています。

iPadを活用することで、重い紙資料の持ち歩きから解放されただけではなく、お客様に住居のより具体的なイメージをもっていただけますので、これまで以上に仕事をすすめるうえで画像を利用する機会が増えています。



iPadで簡単に高画質な写真が手に入るようになり、将来を見越したストレージ逼迫対策を早くから意識。

— どのようなきっかけで、ストレージ不足を意識し始めたのでしょうか。

  兼六土地建物株式会社 様
「ストレージコストが早晩問題になる
 ことは分かっていましたので、余裕
 を持って対応したいと考えていまし
 た。」(梅本氏)

最近では、安価なデジタルカメラでも高画質な写真を撮影できます。写真1枚あたりのファイルサイズも数MBと非常に大きくなりました。

また、iPadやスマートフォンでも高画質写真が手軽に撮影できるようになったこともあり、当社でも検討資料用に写真を撮影する機会が多く、枚数も増加していました。しかし一度撮影した写真は今後使用するか分からないが念のため取っておくといったことも重なり、ファイルサイズに掛けあわせて保存先のストレージの容量はみるみるうちに大きくなっていったのです。

同時にバックアップにかかる時間やコストの増加も目立つようになってきました。実際に、クオータのストレージ容量の不足を警告するアラートも頻繁に発生していました。

現場で使用する画像は、カタログで使用する画像とは異なり、ある程度の画質で十分なのですが、「気軽に撮影できてしまう」高画質な画像が、将来的にストレージを逼迫することでコスト問題を引き起こすことを、最初から懸念していました。

— 先駆けて何か対策を実施されたのでしょうか。

保存する画像を厳選する、圧縮してファイルサイズを小さくする、重複ファイルは削除するなどの運用面でできる対策も様々試みました。

しかし現場での対応は非常に手間がかかってしまい、期待した成果はあまり得られませんでした。このままでは早晩、ストレージコストの増加が問題になると気づき、早めに何かシステムを導入するなどの対応する必要があると考えたのです。



複数の軽量化ツールの検討に比較テストを実施。ハイスピード処理で高画質をキープでき、ユーザーへの負担の少なさが決め手に。

— どのような経緯で、軽量化ツールの導入の検討が始まったのでしょうか。

きっかけは展示会です。画質や解像度を落とさずに、ファイルを「軽量化」するツールの存在をはじめて知りました。候補となった、複数の製品のスペックを比較して、最終的に2製品を試用してみることになりました。

— 実際にどのような比較テストを行ったのでしょうか。

  兼六土地建物株式会社 様
「NXPowerLiteのほうが画質、処理速度
 の両方で優れていました。」
 (大久保氏)

 

まず、軽量化のスピードテストを実施しました。具体的には、10MBのPowerPointファイルの軽量化を行い、NXPowerLiteが20~30秒であったのに対し、比較製品では5分以上必要という結果でした。

また、JPEGファイル100枚の軽量化でも、比較製品が5分以上かかったのに対して、NXPowerLiteは30秒前後で完了しました。資料や画像のどちらにおいても、比較製品は軽量化処理に予想以上の時間がかかり、業務時間が始まっても軽量化が終了しないので、運用に難ありと判断しました。

NXPowerLiteと競合製品の処理速度比較

次に画質に関しての調査を行いました。NXPowerLiteは画像データそのものだけでなく、PowerPointなどに貼り付けた画像の劣化も感じることがなく、画質と処理速度の両方に満足する結果を得られました。

それまでにも、ストレージの重複排除ツールも使って削減を試みたこともありましたが、画像データがストレージの大きな部分を占めている当社の場合は、NXPowerLiteが効果的だと考えました。

NXPowerLiteで軽量化しても、高画質をキープ

NXPowerLiteで軽量化しても、高画質をキープ



— 選択のポイントには、ユーザーに負担がかからないという点も挙げていますね。

ストレージが不足した場合に、ユーザーの運用で対応する場合もあります。当社も最初試みましたが、どの画像をどこに、いつまで保存するのかといったルールを作成し、さらに社内に浸透させていくにはかなりの時間と手間が発生します。

ルールを作ったものの、運用していくうえでは、保存期間が終了した画像は誰の責任で消去するのかなど、新たな疑問や業務が発生し、その都度対応する必要があります。運用ルールが面倒となってしまえば、再びストレージ不足を招きかねません。

その点でNXPowerLiteはサーバー側で処理するので、ユーザーが軽量化を意識して行う必要がありません。新しいシステムやツールを導入する際は、運用でいかにユーザー側の負担を減らせるかという観点は非常に重要だと考えています。



データセンターへのバックアップ容量も削減し、軽量化がIT全体コストの削減に貢献。

— ストレージ対策は容量不足になった時にはじめて実施することが多いようですが、早めに対応することのメリットを教えて下さい。

実は、ストレージ不足問題以外にも解決できたことがあります。

当社ではディザスタリカバリ対策としてデータセンターを利用していますが、データの軽量化によってバックアップ容量を削減し、IT全体コストの削減に大きく貢献しています。そしてサーバー版なので、ユーザーが意識して使用することがありませんので、新しいツールを導入する際の教育コストも不要でした。

また、当社の場合は、早い段階にストレージ不足を予想することができました。そのため、余裕を持って対策を講じることができました。

ストレージの増設にしろ、軽量化ツールの導入にしろ、事態が切迫してからでは十分に検討している時間はありません。その結果、付け焼刃的なその場しのぎの対応になってしまいがちです。早めに検討をはじめたことで、例えば性能比較テストでは100枚のJPEG画像を用意する時間や、画質や処理時間を比較する十分な時間がありました。

十分に検討する時間を作ったことで、当社のニーズに最も適合したツールとしてNXPowerLiteを選択できたと考えています。

NXPowerLite導入でストレージコスト増大を抑制

NXPowerLite導入でストレージコスト増大を抑制

— 今後、NXPowerLiteやオーシャンブリッジにはどのようなことを期待されていますか。

今後は、アクティブなデータとアーカイブにできるデータを分けるなどの、運用の効率化にも取り組んでいきたいと考えていますが、その際にもNXPowerLiteによる軽量化は不可欠だと考えています。

また、スケジュール機能の充実など、オーシャンブリッジにはユーザーのニーズを汲みとって、製品に反映していくことを期待しています。

計画的な導入で可能なコスト削減と時間削減


お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


  • 兼六土地建物株式会社のWebサイト
  • 取材日時:2016年3月(文中の組織・数値に関するものは全て取材時時点です)



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