導入事例

パナソニックESネットワークス株式会社様

「リプレース検討時は当初28TBのファイルサーバーが必要でしたが、NXPowerLiteの事前シミュレーションにより15TBのサーバーで運用できることが分かりました。」
「リプレース検討時は当初28TBのファイルサーバーが必要でしたが、NXPowerLiteの事前シミュレーションにより15TBのサーバーで運用できることが分かりました。」

2015年11月、パナソニックESネットワークス株式会社は既存のファイルサーバーのリースアップに伴い、新規ファイルサーバーを導入しました。その際、NXPowerLiteファイルサーバーエディションを導入することで、効率的なストレージ運用とコスト削減を実現しました。NXPowerLiteの導入と背景について、パナソニックESネットワークスの高崎光弘氏(写真右から2人目)と青木節夫氏(写真左から2人目)にお話をうかがいました。

(写真右から2人目:パナソニックESネットワークス株式会社 海外事業推進部 海外商品企画開発センター 部長 高崎光弘 氏。写真左から2人目:同社 経営企画部 基幹システム構築グループ 主任 青木節夫 氏。)
写真右端:弊社取締役 川喜田、左端:営業部 亀谷


<パナソニックESネットワークス株式会社について>


   
10G対応ハイエンドボックス型レイヤ3スイッチングハブ
ZEQUO6500/ZEQUO6400 混合4段スタック

自社製品のスイッチングハブを中心に、入退室管理などのセキュリティソリューションや、省エネを実現するエネルギーソリューション等を展開。製造開発メーカーでありながら、システムインテグレーターとして提案から設計、構築、保守サービスまで、ワンストップで最適なサービスを提供している。



工事写真や提案書などデータ容量が加速的に増加し、ファイルサーバーを圧迫

— 導入前のファイルサーバーの使用状況を教えてください。

当社はネットワーク機器の販売やネットワークシステムの設計・構築・保守などの事業を展開しており、工事写真や設計に関するデータや提案書などをファイルサーバーで保管しています。

以前のストレージ容量は3TBありましたが、半年に一度ユーザーにファイル整理を依頼していても、ストレージ容量はすぐに逼迫していました。また、ファイル数が多く、同じファイルがディレクトリ内に多数散在して保存されていることもあり、必要な内容かどうかを一つ一つチェックして整理しなければならず、かなりの手間がかかっていました。

— ファイルサーバーを圧迫する原因は何だったのでしょうか。

昨今のデジカメの高画質化に伴い、写真は1枚で数MBもの重いデータになっていました。

デジカメ写真をエクセルやパワーポイントに貼り付けて提案書や手順書等を作成することがあり、ファイルそのものが非常に重くなります。更新するたびに、ファイルは新規で保存し、過去ファイルと合わせて全て保管する運用だったため、サーバーに保管されるデータ量は加速度的に増加していました。

構造的に増え続ける業務データ



リプレースに必要なサーバー容量は28TB。NXPowerLite導入により15TBのサーバーで運用可能に

— どのようなきっかけでNXPowerLiteの導入を検討されたのでしょうか。

2015年11月にファイルサーバーのリプレースの時期を控えていました。リプレースを検討するにあたり、単純に必要な容量のサーバーに入れ替えるだけでは今後サーバー容量をどんどん増やしていかなくてはいけません。

しかし、それを避けたい理由がありました。

【1.コスト】
パナソニックグループ全体でコスト削減に取り組むコストバスターズという目標があります。コストバスターズの一環として、新規に導入するサーバーもコストを十分に検討する必要がありました。

新しいファイルサーバーではどれくらいの容量が必要になるのか、次期リプレースの5年先までに必要なデータ容量を人員計画やデータ保存容量にもとづいて計算しました。

結果、5年後には27~28TBが必要になるという計算になりました。実はそれまでも、過去のデータ量の推移から将来必要になるストレージ容量を予測していたのですが、その予測はおおむね当たっていました。予測が実現するのであれば、コストが過大になる恐れがありました。

【2.担当者の負担】
当社はシステムインテグレーターであり、社内に技術者が多いこともあって、社内に情報システム部門を持っていません。その代わりに、組織を横断するメンバーを集めた「情報セキュリティ委員会」がITシステムの導入や運営を担当しています。つまり全員が兼任メンバーになります。したがって、担当者の運用負荷を最低限に抑え、業務を効率化する必要がありました。

これらの理由から、リプレースとともにデータ量の増加を抑える方策を検討することにしました。

— NXPowerLiteの導入を決定した理由を教えて下さい。

パナソニックESネットワークス株式会社 様
「コスト面以外にも、情報システム
 担当業務を兼任で行なっています
 ので、出来るだけ運用負荷がかか
 らないことが重要と考えています。」
(高崎氏)

もともとNXPowerLiteデスクトップエディションを数クライアントに導入しており、画質を劣化させることなく容量を軽量化できるなど、その有効性についてはよく理解していました。

そこで、NXPowerLiteファイルサーバーエディションの体験版を使ってファイルサーバー内を解析し、ファイル軽量化による効果をシミュレーションしました。すると、現在の容量の3~4割の削減効果があるとわかりました。それをもとに5年後までに必要なファイルサーバーの容量を計算すると、リプレースに必要な容量は15TB程度で済むということがわかりました。

「28TBのファイルサーバー」と「15TBのファイルサーバー×NXPowerLiteの組み合わせ」でコストを比較した際に、後者は導入コストも運用コストも下げられることがわかりました。

また、NXPowerLiteファイルサーバーエディションをオーシャンブリッジから説明してもらいましたが、簡単に操作できそうであることが分かり、セットアップも簡単にできます。これは担当者の負荷を大幅に減らすことができます。




シミュレーショングラフ"
ストレージ導入のみとNXPowerLite利用のストレージ容量シミュレーション比較


シミュレーショングラフ"
リプレースの条件




NXPowerLiteには容量オーバーを回避するための保険的役割も

— NXPowerLite導入による効果はいかがでしょうか。

まだ移行作業中なので、NXPowerLiteの導入効果についてはお話しできる段階ではありませんが、これから15TBのファイルサーバーにデータが蓄積されていくにしたがって、NXPowerLiteの効果が現れていくのではないでしょうか。10TBを超えるような大容量のストレージにも対応できる適応力は、NXPowerLiteの優れた点だと感じています。

— その他にNXPowerLite導入のメリットはありましたか?

実は今回の導入の際、社内から「ファイルサーバーを新しく入れるのに、さらにNXPowerLiteまで必要なのか」という声も上がりました。ですが、もし新たなファイルサーバーのリース期間内にストレージ容量が上限に達した場合、運用面ではバックアップ構成の変更や、さらに新たなストレージを追加することとなれば、コストも手間もかかってしまいます。

しかしNXPowerLiteを導入しておけば、そのような状況が訪れたときのリスク回避策になります。そもそも1ライセンス当たりの価格が非常に安いので、保険的な意味合いで導入しておいても十分に価値があると判断しました。

パナソニックESネットワークス株式会社 様
「データ量が予測を超えて、スト
レージの途中増設が必要になった
場合にかかるコストよりNXPower
Liteの導入コストの方が安価です。」
(青木氏)

コスト比較"

ストレージを途中増設した場合とNXPowerLiteを導入した場合のトータルコスト比較


遠隔地レプリケーションの回線負荷軽減にもNXPowerLiteが役立つ

— ファイルサーバーの運営管理に関して、今後はどのような展開を考えていますか?

2015年10月から11月にかけてファイルサーバーの設置が完了し、12月中にデータの移行完了、2016年1月末から稼働というスケジュールで進行しています。新たなファイルサーバーを利用する環境は全社で150~200クライアントで運用する予定です。

現在は、障害対策や負荷分散を目的に本社内でレプリケーションを実施していますが、今後はBCP(事業継続計画)の観点から、遠隔地のサーバーでレプリケーションを行うことを検討しています。離れた拠点間での回線の負荷を軽減するためにも、NXPowerLiteが役立つと考えられます。

— NXPowerLiteに期待することについてうかがいます。

次回ファイルサーバーのリプレース時期が来るのは5年後ですが、それまでにNXPowerLiteを有効活用し、ルールも合わせて決めていきたいと考えています。理想としては、5年後のリプレース時にもストレージ容量を今回と同じ15TBかそれ以下にしたいと考えています。NXPowerLiteにはさらなる機能強化を期待しています。

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


  • パナソニックESネットワークス株式会社のWebサイト
  • 取材日時:2015年12月(文中の組織・数値に関するものは全て取材時時点です)



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