軽量化の仕組み
見た目を変えずにファイル容量を大幅に軽量化
ファイルは多くの場合、必要以上に大きくなっています。この肥大化したファイルは、不適切な画像形式、必要以上に大きい画像解像度、ファイル内の容量の大きな不要データといったものが原因となっています。
特に、Microsoft OfficeファイルやJPEGファイルは新機能の追加等により、ファイルが肥大化し、ストレージ容量を逼迫する最大の要因になっています。
ファイルが組み合わされたり埋め込まれた際には、ファイル容量は最も肥大化します。たとえば、JPEG画像がPowerPoint内に挿入されている際、ほとんどの場合、かなりの高解像度で保存されています。また、Excelシートの一部がPowerPointに貼り付けられている場合、実際の貼り付けた部分ではなくシート全体を添付していることになっています。このような例は、必要以上にファイルの肥大化につながります。
NXPowerLiteファイルサーバエディションは、ファイル内の余分な部分を取り除き、画像を最適なデータ形式と解像度に変換することにより、肥大化したファイルそのものを軽量化します。見た目や機能は全てオリジナルファイルと変わらず、容量だけが軽量化されます。
軽量化されたファイルは、ファイル形式や拡張子は変わらず、ビジュアルコンテンツはそのままの状態で、全ての属性を保持します。解凍ソフトは必要なく、特別な閲覧ソフトも必要がないため、誰でも開くことができ編集も可能です。プライマリストレージでの軽量化に最適なソリューションです。

軽量化方法
肥大化した要素を取り除く唯一の方法は、非可逆圧縮によるファイル軽量化です。NXPowerLiteファイルサーバエディションは、ファイル内に数多く存在する余分な部分を取り除き、最適になるように調整します。
Word、Excel、PowerPointファイル
- 不要なメタデータの削除
- "高速保存"情報の削除
- 挿入された画像を最適なデータ形式に変換
- JPEG画像の品質調整
- 挿入された画像を最適なサイズに調整
- 挿入された画像のトリミング領域を削除(オプション)
- 埋め込まれた文書(ドキュメント)の図形化(オプション)
JPEGファイル
- JPEG画像の品質調整
- 彩度情報のダウンサンプル
- ハフマンテーブルを使用し、それぞれの画像に合わせて最適化
軽量化されたファイルの視覚的品質
ビジュアルコンテンツの維持
「ビジュアルコンテンツの維持」とは、軽量化されたファイルがあらゆる点においてオリジナルファイルと同等の見た目を維持していることです。オリジナルファイルの全ての属性と機能を保持します。
デフォルト設定により、オリジナルファイルと軽量化されたファイルには全く見た目は変わりません。軽量化されたファイルは容量がはるかに小さくなります。
開発環境において最も重要な点は、全てのファイルにおいてオリジナルファイルと同等の見た目を維持することです。度重なる軽量化テストを実施しているため、安心してファイルを軽量化していただくことができます。

他の圧縮方法
データ圧縮の問題点
ZIPファイル圧縮の問題点は、解凍が必要になります。複数の処理をまとめて行う解凍は、システムにおいて大きなパフォーマンスの低下が発生します。ZIPファイル圧縮は、プライマリストレージにおいては効果が期待できません。
また、大容量のMicrosoft Office、JPEGファイルなど容量削減が必要となるファイルに対してはあまり効果が期待されません。画像が重いPowerPointのZIP圧縮は、通常10~15%の削減しかできません。NXPowerLiteファイルサーバエディションで同じPowerPointを軽量化した場合、90%以上の軽量化が可能になります。
重複排除の問題点
重複排除機能は、重複しているファイルやデータに対してのみ効果的です。このような状況は、ほとんどの場合バックアップデータにおいて発生します。プライマリストレージでは重複となるファイルがはるかに少ないため、プライマリストレージにおける容量削減には効果的ではありません。
また、プライマリストレージにおける重複排除機能は、別の問題をもたらします。データの読み書き速度が著しく低下し、システムパフォーマンスを低下させ、高い確率で検出できないデータ破損といった問題をもたらします。
圧縮と重複排除と併用するNXPowerLite
NXPowerLiteファイルサーバエディションは、プライマリストレージに最も効果的であり、圧縮や重複排除機能は、セカンダリストレージに有効です。NXPowerLiteファイルサーバエディションをすでにご使用の圧縮や重複排除ソリューションと併用することにより、ストレージ容量削減において大きな効果をもらたします。